私がこれまで生きてきて、間違いなく今年は一、二を争うほどの暑い夏でした。皆さんにとっても同じだったのではないでしょうか。当たり前の話ですが(笑)。
熱中症のリスクもあり、なかなか日中にお散歩に行くこともできません。いつからこんなに暑い日が続くようになったのでしょうか…。ぼやいても仕方ありませんが。
それでも、これから少しずつ暑さが和らいでいくとのことなので、それを信じたいところです。
いよいよ、来年度の入所説明会が各保育園で始まっている頃かと思います。
今は、ネットや保育関連の情報誌などで、見学時に確認すべきリストが出回っていますね。10年前と比べると、質問されることが増えたと実感しています。
大切なお子さんを預ける施設ですし、長い子では5年以上通うことになります。兄弟で通うと、10年以上通うことになるかもしれません。ですから、事前にいろいろと調査しておきたい気持ちはよく分かりますし、当然、その方がいいと思います。
ただ、これは私見ですが、最終的には「賭け」のような要素もあると言いますか、身も蓋もない話ですが、実際に入ってみないと分からない部分が多いのです。どの園を選ぶにしても、最初から期待値を少し低めに設定しておいた方が良いのではないかと思います。
例えば、知り合いが勧めてくれた園に入所してみたら、自分には合わなかった、ということもあるでしょうし、見学会で「ここが良い!」と思って入ってみたら、実際には…ということもあるかもしれません。
あまりに期待値が高すぎると、期待外れに感じることも多くなります。「こんなはずじゃ…」という気持ちが大きくなるかもしれません。
逆に、保護者の方が「今ひとつ…」と思っていても、お子さんがその園にどっぷりハマるということもよくあります。
この場合、保護者の方は送迎時くらいしか園に滞在しませんが、お子さんは一日の大半を保育園で過ごすわけですから、「子どもが気に入っているなら、まぁいいか」とある程度割り切れるでしょう。
いくら保護者の方が望む保育サービスが充実していても、お子さんに合うかどうかは分かりません。
逆に、保護者目線では少し物足りないと感じる内容でも、お子さんが喜んで通ってくれるなら、それこそ長期間通う施設としては大きなメリットがあるのではないでしょうか。
ただでさえ、お子さんは大好きなお父さん、お母さんから離れたくないものです。
長い園生活の中で、「保育園に行きたくない!」とお子さんにストライキを起こされることも何度かあるでしょう。朝の出勤時間が迫っている時には、これはできるだけ避けたいものです。
お子さんがいつもご機嫌で園に行ってくれるなら、これほど助かることはないと個人的には感じています。
もちろん、それもギャンブル的な要素が多分に含まれており、入所してから一年くらいずっと泣いて登園している子も中にはいます。年長さんくらいになってから、毎日楽しく通えるようになった子もたくさんいます。
つまるところ、何が言いたいかと言えば、『天気』と同じで、最終的にはその時になってみないと分からないということです。予報通り晴れることもあれば、突然の雨が降ることもあるかもしれません(笑)。
もう少し、つっこんで言えば、入園当初は今ひとつ(雨模様)だったとしても、卒園する頃には「これで良かった」(晴天)と思えるようになっていれば、結果オーライですよねw
表現が適切かどうか分かりませんが、ある程度、期待値を低くしておけば、良い園に巡り合えた時の喜びも大きくなるかと…w
ちなみに、私は説明会では、来られた方の期待値が上がらないように説明することを心がけています。
ですから、保育園選びについては、こだわる点を見学でしっかり確認していただき、最終的にどの園にベットするかを見極め、いくつか候補を絞った上で、結果は天に委ねるのが良いのではないでしょうか。
(参考になっていないか…(笑))